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相続税が払えない場合はどうすれば良い?払えない状況や対処法について解説します

  • 相続税が払えない場合はどうすれば良い?払えない状況や対処法について解説します




    相続税は、突然の出費として多くの中高年の方々を悩ませています。
    特に不動産を多く相続する場合、相続税の支払いが困難になるケースも少なくありません。
    そこで今回は、相続税が払えない状況に陥る原因と、その際の具体的な対処法を解説します。
    突然の相続で困ってしまうことがないよう、正しい知識を持っておきましょう。

    □相続税が払えない状況の原因

     

    *相続財産の中で不動産が多い


    相続財産の大部分が不動産で構成されている場合、相続税の支払いが困難になることがあります。
    不動産は高額な評価を受けるため、相続税額も高くなる傾向にあります。
    特に、被相続人が現金を少なく残している場合、必要な税金を準備することが難しくなります。
     

    *相続した不動産が売却できない


    不動産は換価性が低く、売却に時間がかかる場合が多いです。
    相続税の申告・納付期限は10ヶ月以内と定められており、この短い期間内に不動産を売却して税金を用意することが難しいのです。
     

    *遺産分割協議がまとまらない


    相続人間で遺産分割協議がまとまらないと、被相続人の預金を引き出せません。
    このため、相続税を支払うための資金を用意することが難しくなります。
     

    □相続税が払えないときの対処法


    1:延納制度を利用する
    延納制度は、相続税を分割して支払う制度です。
    最長20年間の分割が可能で、経済的負担を軽減できます。

    2:物納制度を利用する
    物納制度では、不動産や株式などの相続財産を使って税金を支払えます。
    これにより、現金の準備が難しい場合でも納税が可能となります。

    3:相続した不動産や土地を売却する
    不動産や土地を売却して現金化し、それを税金の支払いに充てる方法です。
    ただし、売却には時間がかかることがあり、納税期限内に手続きを完了させる必要があります。

    4:納税資金分だけ遺産分割協議を行う
    相続人間で全体の遺産分割が難しくても、納税資金に関してのみ協議を行い、必要な資金を確保できます。

    5:相続放棄をする
    相続税の負担が大きい場合、相続放棄も1つの選択肢です。
    これにより、相続税を支払う必要がなくなりますが、プラスの財産も受け取れなくなるため慎重な判断が求められます。

    □まとめ


    今回は、相続税が払えなくなる状況の原因と、払えない時の対処法をご紹介しました。
    不動産を相続すると大きな額の相続税が課せられることになるため、支払いに困ってしまうケースも少なくありません。
    そのため、困った場合の対処法はあらかじめ把握しておくことが大切です。
    不動産が多い場合の税金の支払い、不動産売却の難しさ、遺産分割協議の複雑性など、様々な問題に直面するかもしれませんが、適切な知識と対処法を知っておくことで、より安心して相続の問題に取り組むことができるでしょう。


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