夢を持って家を買ったが、想定の出来事で、住宅ローンを払っていくのが大変!
例を挙げれば、2020年に発生した新型コロナが原因となる給料減や退職がそうです。
事実、「コロナ解雇」という言葉があるほど、厳しい状況が続いています。
住宅ローンあるが売却したい!でも売却見込額がローンより低い
既に、テレワークが継続され、居住する場所を都心部から郊外へ引っ越すという動きが、日本に限らず、世界的に発生しています。
その場合、次の住まいが賃貸であっても、中古を購入するという場合であっても、住宅費は二重になりますので、住んでいた家は売却するのがおすすめです。
売却をする場合、少なくとも住宅ローンの残高よりも高く売りたいものですが、現実には、ローン残価を下回るケースは多いです。
特に、築後10年以内の物件については、ローン残高が減少するスピードよりも、売却査定価格が下がる場合が多いです。
今後も人気が高いと評価される場所の場合は、査定価格は下がりにくいものですが、2020年からのコロナ禍では、すでに不動産の市況価格は値下がり方向に向いています。
この状況下では、これまでの人気エリアにあった物件であっても、中古売買状況は厳しいと言わざるを得ません。
不動産を売却する際に、売却額がローン残高を下回る場合の方法は2つ
ローン残高を下回る場合の対処としては、方法は2つです。
一つは、ローン残高を下回る部分について、手元資金から現金で出すということです。
もう一つは、任意売却です。
任意売却
任意売却は、事前に金融機関と相談の上、売却後の差額分を毎月払いとして返済していくことを、金融機関に認めてもらう方法です。
金融機関に相談をする時点で、ローンの未払いが始まっている場合が多く、そのまま進んでしまえば、競売になってしまうリスクを考えますと、任意売却の場合、個人情報が公表されることもありませんので、良い方法です。
競売に進んでしまうと、その後の日常生活の中で、新しくローンを申し込む場合は、障害になります。
競売になれば、名前も公表されますし、職業によっては、退職せざるを得ないこともあり得ます。
ですので、任意売却自体は、金融機関との話し合いにより、了解が得られなければ、受けてもらえませんが、リスクのない方法として、提案させて頂きます。
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