無料査定のご相談はお気軽に ➿️0120−288−622 |メールでのお問合せはこちらから
不動産売買についての知識情報会長ブログ

マンション在庫数急増から2021年のマンション市況を予想

マンション在庫数急増から2021年のマンション市況を予想 (1)不動産売買についての知識情報

今後のマンション市況を推測する上で重要なのは、販売在庫数です。

とかく、不動産関連のニュースでは、何戸売り出されて、何戸制約になったというニュースです。

在庫の数が増減したという情報は、少し調べませんと、見つけられません。

しかし、後のマンション市況を考える上で、在庫数に着目しなければ、表面的に「売れてそう」「売れてなさそう」と表現されるだけです。

しかし、そういう情報だけでは、判断を間違って、割高物件を購入してしまったり、所有するマンションの売却価格で損をしてしまう可能性もあrます。

そこで、当ページでは、2020年の首都圏と近畿エリアの在庫数に関して、解説させていただきます。

マンションの在庫数推移で今後の市況を推測

日本全国のマンションの売買取引の指標(新築マンション・中古マンション)と考えられるのが、首都圏のマンション売買の取引動向です。

今回着目する在庫数を知ることで、全てがわかるというところまではありません。

しかし、表面上に広告される不動産関連ニュースが、表面的であり、かなりピンポイントでの市況について、触れていることから、誤解をして、損をしてしまうという可能性があります。

 

例えば、表面的なニュースとして、マンションが売れているというニュースを聞くと、人には、「好景気」なのかもという思いが起こります。

ある意味、意図的に操作される可能性があります。

 

しかし、「マンション販売が好調」というニュースで、単純に「今買うべき」と判断して購入したとするとき、一方では「マンション在庫数が過去最高に」という記事を見つけたら、どうでしょうか。

マンション販売が好調というのは、もしかすると、「一部分だけの特定のマンションの話かもしれない」、あるいは「売れ残っていたマンションが、大幅値引きをしたら、過去最高に売れた」という内容なのかもしれないのです。

それらのことを知るには、そのエリアの健全な在庫数を知る必要があります。

それは、過去10年の平均在庫数などを調べると、目安を立てることができます。

マンションの販売も含めて、在庫がゼロになることは、必ずしも健全ではありません。

また、中古マンションと新築マンションの売買状況や在庫状況は、密接に関連しあっています。

ですので、もしも購入検討する物件が中古マンションだとして、新築マンションマーケットの状況を知ることは大いに役立ちます。

 

首都圏のマンション在庫数

首都圏のマンション市況を知ることは、日本全国のマンション売買の動向を調べるのには、影響・関連性があります。

理想的なのは、健全な在庫数を保持しつつ、成約数が好調であることです。

2020年の首都圏の新築マンション在庫数を調べたところ、以下のようなデータになりました。(参照元は不動産流通研究所)

年月在庫数
21年1月8,492戸
20年12月8,905戸
20年11月6,841戸
20年10月6,468戸
20年9月6,449戸
20年8月6,858戸
20年7月7,250戸
20年6月7,389戸
20年5月7,773戸
20年4月6,216戸
20年3月7,888戸
20年2月8,166戸
20年年1月8,632戸
*不動産流通研究所公表資料を参照

概ね在庫数は、6,000代後半から7,000戸で推移していたことがわかります。
2020年は、コロナの影響がありました。
首都圏は、コロナの影響で新築マンションの発売が前年比マイナス12.8%で、2万7,228戸が発売されていました。

では、平年の在庫数がどのくらいなのかが気になるところだと思います。
過去2010年12月〜2019年12月までの10年の平均を算出すると、平均で在庫数は、約6,800戸です。
また、下記データより、2017年まで順調に販売が進み、マンション市況が良かったことと、オリンピック前に在庫数が急増していることがわかります。

以前から、好調な不動産市況はオリンピックまでもつのか、いや持たないのではないか、と色々言われていたことが、悪い方に当たっていたことがわかります。
2020年が在庫数が約9,000戸になったのは、コロナ影響だけではなかったということです。在庫数は、平時の30%オーバーです。

そもそも、コロナの悪影響を懸念して、新規の発売戸数が12%以上減少しています。
それでも在庫数は減っておりませんので、オリンピックまで持たなかったとみるべきでしょう。

年月年末在庫数
20年12月8,905戸
19年12月9,095戸
18年12月9,552戸
17年12月7,106戸
16年12月7,160戸
15年12月6,431戸
14年12月6,432戸
13年12月5,099戸
12年12月5,347戸
11年12月6,166戸
10年12月5,600戸

*2009年12月の在庫数は、6,732戸

近畿圏のマンション在庫数

首都圏と近畿圏のマンション動向(販売と在庫)が、全国のマンション市況に影響を与えます。

年月在庫数
21年1月3,458戸
20年12月3,595戸
20年11月3,229戸
20年10月3,068戸
20年9月2,814戸
20年8月2,751戸
20年7月2,746戸
20年6月2,821戸
20年5月2,644戸
20年4月2,697戸
20年3月2,731戸
20年2月2,590戸
20年1月2,664戸
*不動産流通研究所公表資料を参照

2020年の在庫数は、平均2,862戸で推移していました。

過去10年の平均在庫数を調べてみると、平均は2,782戸です。

首都圏との違いは、戸数規模の他に、2010年〜2012年の在庫数が多いことです。

2008年のリーマンショックの影響が、首都圏は2009年だけで収まったことに対して、近畿圏のリーマンショックの影響は非常に強く、2012年まで影響を残し、改善するまでに3年かかったとみるべきでしょう。

2009年の首都圏の在庫数は6,732戸、近畿圏は5,160戸でした。

近畿圏の在庫数は、平年の約2倍でした。

20年12月3,595戸
19年12月2,820戸
18年12月2,907戸
17年12月2,529戸
16年12月2,782戸
15年12月2,399戸
14年12月2,094戸
13年12月2,263戸
12年12月2,757戸
11年12月3,307戸
10年12月3,971戸

 

2021年のマンション市況予測

全国の不動産取引の主要な数値は、首都圏と近畿圏、さらに中部圏で、構成されています。

2020年のコロナは、未だ可能性として沈静化の方向性が見えたに過ぎない段階です。

さらに、解説してきましたように、在庫数が、首都圏で約9,000戸、近畿圏で3,500戸もの在庫を抱える状態になっております。

合わせてみると、ほぼリーマンショック直後の状態と重なります。

マンションメーカーはすでに、10%以上の販売控えで調整した上での数値ですので、今後の予測としては、新築マンションの値下げ販売が2021年に本格化して、在庫減らしに入ると思われます。

関連して、新築マンション検討者が中古マンションへと移行することが予測されますので、2022〜2023年ごろには、中古マンションが市場からなくなり、2020年〜2021年に一旦下がると思われる中古マンション価格は2022年〜2023年には持ち直す可能性が考えられます。

 

 

関連記事一覧

  1. 会長ブログ
  2. 会長ブログ|不動産売買についての知識情報
  3. 2015年に施行された「空き家対策特措法」のその後
  4. 空き家問題は戸建てだけの問題ではなくマンションはゴーストタウン化
  5. 子供がいない夫婦の相続対策|遺言書は書いておくべきです
  6. 相続登記が義務化されることをご存知ですか?
  7. 土地を相続したら考えるべきは遺産分割協議
  8. 不動産の相続は早めに売却しないと争族に発展
  9. 離婚する時に不動産はどうするか?
  10. 2020年コロナ禍が深刻化!住宅ローン払えない急増
  11. コロナ禍で住宅ローンの返済が厳しくなった|任意売却という選択
  12. コロナ禍の中で完成済みマンション予想外の売れ行き
  13. 戸建の資産性|コロナ禍の影響で戸建を買う人増加!資産性としては?
  14. 新型コロナで確認されたテレワーク|都心物件・駅近物件は下落する
  15. 新型コロナの後には郊外物件が人気になる理由
  16. 人気の超高層マンションは超高性能マンションとは言い切れない
  17. 土地を買うなら選ぶ条件は?不動産会社がすすめるのは
  18. 土地の価格には4つの価格があることをご存知でしょうか。
  19. 働き方が変化している・住む場所が変わると不動産の評価も変わる
  20. 不動産価格が下落する原因は
  21. 不動産売却時の確定申告と住宅ローン控除の確定申告期限は異なります
  22. 2021年所得税の確定申告と納付について期限延長
  23. 不動産を個人間で売買は可能!しかし注意点とデメリット
  24. マンションが傾いた|原因は杭が支持地盤に届いてない|売却困難!
  25. マンション在庫数急増から2021年のマンション市況を予想 *当記事
  26. 新築マンションの在庫が増えるとなぜ大変なのか|顧客と会社の視点
  27. 新築マンションと中古マンションの販売と価格の関係性
  28. 家の寿命は何年あるのか?何年まで住めるのか?

売却に関するご相談はこちらへ
査定のご依頼、および売却に関してのご相談などありましたら、遠慮なくお声がけください。(遠隔地の場合、直接サポートができない場合もありますが、メールで回答させていただきます)
不動産売却のセンチュリー21アルクホーム
査定のご相談はこちら
タイトルとURLをコピーしました