昔、ネットのない時代には、チラシと看板が不動産を売却する主な販売方法でした。
しかし、実はとても効率も効果も低いやり方でした。
チラシは1枚の単価が意外に高く、広いエリアに広告をすることが困難です。
不動産会社は、苦肉の策として、合法とは言えない電柱看板をつけてしまったりしています。
しかし、看板はさらに効率も効果も低い方法でした。
ですので、不動産の売却が完了するまでに、時間がかかりました。
しかし、ネットを使える環境が一般的になり、広告がネット主体になり、広告に関する状況は大きく変わりました。
ですので、不動産会社に売却依頼をする方法もよく考えるべき時代になりました。
ネット広告が一般的になる前の時代では、チラシと看板が主な広告でしたので、一つの不動産会社が持つ広告能力は、低いものでした。
ですので、複数の不動産会社に売却を依頼する一般媒介契約も、ネット広告の時代には合わないものになりました。
1社の不動産会社の広告能力が低かった頃には、各社がチラシ広告をしても、広告エリアは狭く、広告が重なることは少なかったのです。
ですから、チラシ広告は有効でしたし、複数の不動産会社への一般媒介契約の意味もありました。
しかし、ネット広告が主体となった今、複数の会社に一般媒介で依頼すると、広告が重なってしまい、悪影響が出るようになってしまっています。
売却依頼をする時には、専任媒介か専属専任媒介で、契約をする事をお勧めします。
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