土地売却における消費税8%の影響はどの程度か
とうとう4月1日から消費税が8%に増税され、私たち消費者にも増税の負担が重くのしかかっています。
今回17年ぶりの増税が実施され、消費の冷え込みが各所で懸念されています。
特に外食費や娯楽費を削減する家庭が増えているため、
外食産業や娯楽施設は特に大きなダメージを受けているようです。
それでは土地売却などの不動産売買についても消費税増税の影響が出てくるのでしょうか。
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土地売却には課税されない
まず押さえておきたいポイントは土地売却に係る取引には消費税は課税されません。
これは土地は消費されるという概念ではなく、
所有権が移転するという考え方であるため土地の取引に関しては非課税となります。
それなら消費税が8%に上がっても土地売却はこれまでどおりだと思いますが、土地売却に関する仲介手数料には消費税が課税されますし、その他の諸費用にも課税されます。
これらを計算すると多少の増額になることは事実です。
増税前には駆け込み需要が増加し物件数も比例して増加したため
売り手と買い手のマッチングも順調でしたが増税後はやはり減少傾向にあるため、
なかなか買い手が見つからないとかなかなかいい物件が見つからなくなります。
2015年に消費税10%
しかし、2015年10月にはさらに消費税が10%に増税される予定となっています。
つまり、再度増税前の駆け込み需要の時期が来ることが予想されていて、
土地売却のベストタイミングが訪れる可能性があります。
増税のタイミングを見計らって上手に土地売却の計画を立て、
少しでも負担を軽減するようにしましょう。
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